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「10.4丹後に米軍基地はいりません、府民大集会」(10/5更新) 

「丹後に米軍基地はいりません10.4府民大集会」

    府内、近畿各地から1400人を超える参加者が基地建設撤回をアピールしました!!
市民の安全・安心を無視した米軍レーダー基地建設は10月中にもレーダー本体が設置、12月稼働にむけて急ピッチで準備がすすめられています。このような情勢の下、4日、現地 京丹後市宇川で「丹後に米軍基地はいりません10・4府民大集会」が開催されました。警察や機動隊等による、ものものしい警戒の中、京都府内はもとより近畿各地から1400人を こえる参加者が集まり、大集会が開かれました。、集会後、建設予定地までデモ行進もおこなわれ、地域住民に基地建設撤回をアピールしました。
<熱気あふれる大集会>
宇川体育館でひらかれた集会では、まず地元住民から工事について事前説明会で約束された事項が ことごとく守られてない実態が訴えられ、続く安保破棄中央実行委員会の小泉親司氏による記念講演では 米軍基地と市民の安全とは無関係であり、人権侵害を繰り返す基地の実態と米軍基地が沖縄の発展の障害となっていること、辺野古との連帯とオール京都の声をさらに広げることが強調されました。
続いて米軍基地被害者救援センターの武市菜穂子さんから報告があり、米軍犯罪の80%が交通事犯であり、その原因として米 軍人軍属は免許ももたず、保険も入らず、事故をおこしても犯罪にならない実態が暴露されました。さらに京都平和委員会の片岡事務局長からも7月におこなった青森県車力通信所の現地調査報告がなされ、今後の運動への展開が提起されました。最後に行動提起とアピール行動(画像1)がおこなわれ、集会終了後、デモ行進がおこなわれ、「京丹後に米軍基地はいらない」との声が地域、建設予定地付近にまで 響き渡りました。

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<画像1.会場(宇川体育館)埋め尽くした参加者が「米軍基地はいらない」のアピール>

<建設予定地の実態>
集会開始前、宇川有志の会事務局長の永井友昭さんの案内で建設予定地を見学する機会に恵まれました。

現地ではレーダースペースとなるコンクリートの床(画像2)や、発電のための軽油タンクが完成しており、レーダー本体の到着を待つばかりとなっていました。さらに建設工事を急がせる米軍関係者が工事現場に寝泊まりする プレハブの建設(画像3)も急ピッチですすめられているようです。
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<画像2.AN/TPY-2レーダーなどを設置する場所は着々と仕上がっているようにみえる>

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<画像3.現場に寝泊まりするための「詰所」を運んできたコンテナ。右は工事の進捗を点検する

米軍関係者(米陸軍工兵隊とレイセオン社員か)>

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