●住民の安心・安全を置き去り、なしくずしの米軍基地建設に厳重に抗議する!!
10月4日の府民大集会の日も基地の工事がおこなわれ、穴文殊周辺はクロマツは伐られ、崖は削られ、
当初説明のない機材や大きな「仮設保管庫」が置かれています。10月22日に米陸軍「経ヶ岬通信所」
の部隊発足式が予定され、10月中にも大型トレーラーを何台も連ねてXバンドレーダー本体を持ち込も
うとしています。防衛省・府・市・警察の四者協議が重ねられるも内容は公表されず、「レーダー搬入
計画は住民に知らせない」 という態度に終始しています。11月には、レーダーが出す電波の影響と
「軍事上の保全」という理由で、 米軍のレーダー前側面の広い空域を飛行制限する、ということも
発表されています。青森県の「車力通信所」では米軍はレーダーの電波をとめたことはないというが、
ドクターヘリの飛行や海難救助などの際には飛行制限を解除するための協議を京都府がおこなうとして
います。このように、なしくずしに基地建設がすすみ、住民の「安全・安心の確保」は置き去りにされています。
<なぞの大屋根。シートが張られ、「目隠し」とするつもりか。仮設の保管庫らしいが、レーダー
本体など主要機材をいつ持ってくるかは「住民に知らせない」と。>
<燃料タンクには燃料が入っていて、変電設備が来れば、あとは発電機。>