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大久保自衛隊駐屯地を包囲する3.19ヒューマンチェーン(3/22更新)

戦争法廃止、自衛隊海外派兵反対の声が大久保自衛隊駐屯地を包囲!

     −3.19ヒューマンチェーン・大久保に1300名が参加!

 戦争法=安保関連法の施行を3月末にひかえ、自衛隊が軍隊として活動する危険性がいよいよ現実のものと なろうとしている情勢の下、「宇治・久御山(くみやま)戦争させない1000人委員会」などのよびかけで19日(土)、 「3.19ヒューマンチェーン・大久保」が大久保自衛隊駐屯地周辺で取り組まれ、駐屯地は1300名の人間の鎖で 包囲された。

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<大久保駐屯地を包囲する1300名のヒューマンチェーン>

 近鉄大久保駅前で始まったリレートークではよびかけ団体である「宇治・久御山戦争をさせない1000人委員会」の 仲尾宏さん日本共産党の倉林明子参議院議員梶川憲京都総評議長らが戦争法廃止のスピーチをおこなった。 続いて元自衛隊レンジャー部隊に所属し、自衛隊員を危険にさらす海外派兵に一貫して反対している井筒さん「安保関連法に反対する ママの会@宇治」の中村さんが子どもを守る母親の思いを訴えた。そして基地周辺をデモ行進した後、 駐屯地の三方を囲んで参加者全員が手をつなぎ「戦争法はいますぐ廃止」の声が基地を包囲した。

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  <左より梶川総評議長、井筒さん、ママの会宇治の中村さん>

今回、南スーダンPKOの基幹部隊とはならなかった宇治・大久保の第4施設団ではあるが、「駆けつけ警護」 や「第一線救護」などアメリカ仕込の戦闘行動を身につけ、新ガイドライン・戦争法により「戦地派遣」の 様相が増すなか重機関銃の射撃訓練など重ねてきた。武器の使用基準がゆるくなるにつれ、「殺し・殺される」 場面にあう可能性は高まるといえる。 「情勢が混沌(こんとん)とした状態になり、従来の施設活動への復帰の見通しが全く立たない」 として一時、撤退計画も決裁されたという南スーダンPKO参加を中止し、ただちに撤退すべきだ。

              【画像はすべてFacebook「3.19ヒューマンチェーン大久保」より転載】

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