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関西ブロック会議が神戸で開催(11/30更新)

●関西ブロック会議が神戸で開催!戦争法廃止、辺野古新基地阻止、

              2000万署名達成のため、平和委員会が経験交流

 2015年日本平和大会の成果を受け、2016年の各府県における平和運動の前進のための経験交流の場、関西ブロック会議が、11月28日、神戸市立まちづくり会館で開催され、40名の代表が参加し、京都から片岡事務局長、橋本副理事長、青年学生部・松尾さんと理事・井上さんが参加しました。

 会議では最初の学習会として「戦争法廃止と辺野古新基地阻止のたたかい」と題して安保破棄大阪 実行委員会の植田保二氏より報告があり、戦争法と安保条約について、安倍「戦争法」の位置づけ、 新聞やNHKの世論調査の分析がなされ、安保条約が役立っているとする意見が多い反面、今後どの ような国づくりをめざすかで「日米同盟を基軸」が19%という低い割合にとどまっていること、さらに 2015年の新ガイドラインにおいて、自衛隊の積極的役割はさらに強まっており、そのための「戦争法」 であること、また「オール沖縄」の運動の教訓に学び、戦争法廃止署名2000万目標の達成の重要性が 強調されました。

 続いて各府県からの報告があり、京都から片岡事務局長が発言し、府民の会のカラーチ ラシ等、参考資料を紹介しながら、ミサイル防衛の最前線基地として経ヶ岬米軍レーダー基地の 現状が報告されました。さらに舞鶴の現状報告として橋本副理事長が発言し、市長が観光資源として 海上自衛隊をアピールするため積極的テコ入れをおこなっていること、中学生の自衛隊体験見学会が 増加していること、迎撃ミサイル整備所の充実、「ひゅうが」配備にともなうオスプレイ配備の動き等、 急激に変貌する舞鶴の実態が報告されました。また青年学生部の松尾さんより定例会を中心にした 活動と地域の平和活動との共同行動の新たな展開等が報告されました。他府県の報告として神戸 においてオスプレイの低空飛行が頻発していることや潜水艦等の兵器産業が活気づいていること、滋賀県から 戦争法案の国会審議中に強行された14回目の日米共同演習と9.6あいばの集会の成功にむけた取組み、 大阪より若者憲法集会等、運動の拡がりをみせている現状、12月の青年研修会にむけた取組が紹介 されました。さらに和歌山では災害訓練にオスプレイが参加、自衛隊の機雷敷設訓練等の動き、 天理平和委員会の結成と署名運動に活気づく奈良の活動等、さまざまな経験が報告されました。続いて後半の分散会では2000万署名をいかに達成するかについて、熱心な討論がなされました。

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<京都の運動を報告する片岡事務局長>

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<舞鶴の現状を報告する橋本副理事長と青年学生について発言する松尾さん>

 

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