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日本平和委員会第66回定期全国大会(6月11日−12日)が相模原市で開催(6/14更新)

●平和運動を若い世代に引き継ぎ、改憲、戦争をする国づくりをストップさせよう!

   日本平和委員会第66回定期全国大会(6月11日−12日)が相模原市で開催されました!

 戦争法廃止、憲法守れの歴史的な政治戦を目前にひかえ、日本平和委員会第66回定期全国大会が神奈川県相模原 市の麻布大学で開催されました。会場の麻生大学は昨年8月、大爆発を起こし、市民を大きな不安に陥れた地、在日米陸軍相模総合補給廠に隣接した地です。大会の日程は1日目(6月11日、土)開会総会において、2015年度の総括と2016年度方針の提案と全体討論、夕食交流会。2日目は 午前は7つの分科会で、各地の報告と討論、午後は閉会総会という日程で進められました。

京都からは片岡事務局長、橋本副理事長、乙訓の米重さん、舞鶴の中川さん、福知山の水谷さん夫妻、青年学生部から 内藤さん、事務局の井上さんの8名が参加しました。

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<閉会総会で退任挨拶をおこなう畑田代表(左図)と花束贈呈する京都の青年中川さんと内藤さん(右図)>

大会の報告・討論では、冒頭から元海兵隊員による女性暴行殺人事件に対する沖縄の怒りの声と加害の温床となって いる基地をなくすことが強調され、昨年、強行された戦争法により、各地で米軍と自衛隊の一体化がさらに進んだ各地の リアルな実態が報告されました。秋の平和大会の会場であり、京丹後とともにXバンドレーダー基地・車力を抱え、米の 核戦略の需要な拠点となっている青森県三沢、今秋にもオスプレイも参加する滋賀県饗庭野で日米合同演習が予定される 滋賀、オスプレイの拠点基地となっている岩国の実態など報告が相次ぎました。

 特に今大会で特徴的だったのは青年の活動の拡がりです。平和について考える「Peace Egg」や憲法アンケートの活動等、 現在の情勢に危機感をもつ青年の行動が始まっており、世代交代を強く印象づけるものとなりました。それを象徴 する場面として、閉会総会における日本平和委員会発足とともに歩んでこられた畑田重夫代表委員の退任のあいさつとその後の京都の青年-内藤さんと中川さんから畑田氏へ花束を 贈呈する場面があり、京都の青年を全国にアピールする場ともなりました。 なお、京都から代表として参加した二人の青年は1日目の夕食交流会においても、印象的なアピールをおこ ないました。大会の役員選考では京都から片岡事務局長をはじめとして女性2名を含む、5名の理事が選出され、大会は 終了しました。

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<1日目の交流会でアピールする内藤さんと中川さん(左図両端)と役員紹介で片岡事務局長(右図左側)>

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