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「戦争法案」の衆議院採決強行に対する京都平和委員会の抗議声明(7/17更新)

●【抗議声明「戦争法案」の衆議院採決強行に対し、満身の怒りをこめて抗議する!!
                         2015年7月17日 京都平和委員会
 憲法違反の戦争法案を衆院本会議で採決強行で通過させた自民・公明・次世代の党に満身の怒りをこめて抗議します。 与党が多数を頼みに法案を成立させるならば、日本は再び「戦前」となってしまいます。 このことに対する国民の不安や怒りは今後とも大きくなって政権の存続を許さないでしょう。 わたしたちは戦争法案をはじめ戦争発動にいたる仕組みをなくし、日本が日本国憲法をまもり平和・友好な外交を 行うことを通じて平和を構築する道を歩みたいと念願します。
 戦争法案の背景にある日米安保条約、新ガイドラインによる集団的自衛権行使の仕組みの一部となる 経ヶ岬の米軍レーダー基地をなくすことは、京都を「戦闘現場」にさせない大きな保障となります。 「ミサイル防衛」という多くの国を巻き込んで宇宙の軍事利用におよぶ核戦争遂行のシステムは、 舞鶴に配備されたイージス艦をはじめ自衛隊全体を組み込んで拡大しながら、すでにスタンバイ状態にあるといっていいでしょう。

 こうした危険性を多くの人に知らせ、国際的な連帯を広げることは重要な取り組みであり、 原水爆禁止世界大会の成功をめざすとともに、グローバルネットワークという諸外国の有志メンバーにより 京都で開催されるセミナー(?30日、8月1日、経ヶ岬ツアーは?31日)などに参加して、経ヶ岬の実情を世界 に知らせようではありませんか。同時に、米軍レーダー基地が住民にあたえる被害や不安はとりのぞかれることなく、 京丹後市による住民自治への干渉や議会での質問封殺にみられるように、反対する住民を敵視することを やめさせなくてはなりません。

 今秋、滋賀県のあいば野演習場と岡山県の日本原演習場でおこなわれる日米合同演習にはアメリカ海兵隊が参加し、 自衛隊員が戦場で「殺し・殺される」実戦的な訓練が計画されています。このような情勢のもとで、わたしたちは 「自衛隊員を戦場に送らせない」ことを求め、演習実施に反対していきます。そして10月31日と11月1日に 静岡県御殿場市を中心に開催される「なくそう!日米軍事同盟・米軍基地 2015年日本平和大会in富士山 を成功させましょう。

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