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2016米軍基地いらんちゃフェスタin 丹後(11/7更新)

■危険なXバンドレーダー基地即時撤去と平和な丹後を!

 「米軍基地いらんちゃフェスタin 丹後2016」750名が参加!!

 自衛隊の南スーダンPKOの新任務拡大が強行されようとする中、京都では福知山で経ヶ岬のレーダー基地の米軍軍属 の実弾射撃訓練計画が浮上し、第2の米軍基地化が企まれています。そんな情勢の下、11月6日(日)、丹後峰山の丹後 文化会館において今年で3回目となる「米軍基地いらんちゃフェスタin 丹後2016」が開催されました。

−沖縄と丹後の連帯のために−「琉球新報」編集局政治部長の島洋子さん講演

 和太鼓とうたごえで始まった集会は主催者あいさつに続き、「琉球新報」編集局政治部長の島洋子さんにより 「いま沖縄で起きていること」と題して記念講演が行われました。島さんは沖縄で今、何が起こっているか、 これに対するオール沖縄の闘いを紹介した後、沖縄をめぐる2つの神話−@「沖縄は基地で食っている」、 A「海兵隊は抑止力」について、話されました。@については県が検証した沖縄返還前後の経済波及効果 (雇用効果等)が10倍以上にのぼること、Aについては海兵隊は沖縄だけでなく、グアム、ハワイ等を巡回 して一か所にとどまらないことが安全保障上、効果的であると指摘する米安全保障の専門家(例えば国際政治学者ジョセフ・ナイ)がいること等を 例にあげ、それらの神話と実態とのギャップが強調されました。 そして今年4月、うるま市で起こった米軍属による女性強姦殺人事件にふれ、1995年の少女暴行事件後、再び同様 の事件を発生させたことへの思いを語り、沖縄でも丹後でも米軍による被害を再び繰り返さないよう、訴えかけました。

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<会場入口の立て看板(左)と講演する島洋子さん(右)>

 

−平和な京都、丹後をめざして各層よりアピール−

 続いて参議院議員の倉林明子さんから京都の米軍基地をめぐる国会報告、「米軍基地建設を憂う宇川有志の会」 事務局長永井友昭さんから米軍レーダー基地の発足と現在までの経過が報告され、特に最近の重大事故の続発、穴文殊 洞窟上にトイレを設置するという、地元住民の感情を侮蔑するような動き等、米軍の横暴な実情が報告されました。さらに「米軍基地いらない京都府民の会」から大河原壽貴さんが府民の安心安全を守る取組みが紹介されました。続いて「米軍Xバンドレーダー基地反対近畿連絡会」代表の大湾宗則さんからレーダー基地の危険性、スワロウカフェのT.G.Stan さんからは歌による抗議のアピールがおこなわれました。そして福知山平和委員会の水谷徳夫さんから米軍属の実弾射撃 訓練に反対する地域での取組みの報告があり、最後にTHAADミサイルとXバンドレーダー配備反対の運動が盛り上がる韓 国・星州と沖縄選出の参議院議員、伊波 洋一さんからのビデオメッセージがありました。集会終了後、参加者は会場から峰山町内をデモ行進し、「いらんちゃ、米軍基地!」をアピールしました。

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<永井さんの報告(左)と2016平和大会の横断幕を掲げて行進する参加者(右)>

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