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peace_banner<New>在韓米軍が星州にTHAAD強行搬入!

ニュース

規模こそ違っても経ヶ岬と同じやり方!!

      在韓米軍が星州にTHAAD強行搬入!!

korea_THAAD_01korea_THAAD_02        <星州ゴルフ場に搬入されるのAN/TPY2レーダー(左)とTHAAD機器(右)>

 大統領選挙後になるだろうという予測を打ち破って、4月26日未明に在韓米軍が THAADの主要装備を配備計画地である慶尚北道星州ゴルフ場に搬入強行、というニュースが出ている。 警察は8000人余りで周辺を警備するという、規模こそ違っても経ヶ岬でおこなった防衛省・警察のやり方と同じ。 辺野古でも「護岸工事」開始で、反対運動と世論を「あきらめさせる」方向へ持って行こうとしているが、 わたしたちはあきらめない。

 3月に「韓国ピースツアー」で訪れたところが「こんなこと」になっている。京都でも日本のどこでも米軍のやること は住民お構いなし。政府も警察を動員して住民を抑え込む。日本も韓国もアメリカとの同盟関係などという平和を 阻害することをやめ、平和で友好な関係で平和を目指すべきだ。(京都平和委員会のFacebookより)

            ⇒搬入強行を報道する韓国ネット

 

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2016年度第4回常任理事会4月8日(土)が開催されました

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              <熱心に討論をおこなう理事会メンバー>

■直近の重大情勢ーーーシリアでの化学兵器使用と米軍ミサイル攻撃について情報提供

 ▼米軍のミサイル「トマホーク」攻撃は数年前から準備されていたこと。実戦使用のチャンスとなったのが今回のシリアでの化学兵器使用問題。 ▼今回のミサイル攻撃は北朝鮮に向けての強いメッセージにもなった。北東アジア情勢は由々しき事態になっていく。 北朝鮮のミサイル問題とそれに対するミサイル防衛システム問題含めて、私たちは北東アジア情勢に対してどう対処していくか、どう行動していくかを考えていく必要がある。

■韓国ピースツアーの報告とTHAADミサイル

 ▼韓国の人たちは大統領を罷免するほどのエネルギーを一方で示ししながら、THAADミサイル配備問題に対しては非常に冷静な対応だ。国民全体に政治的関心が高く、それもしっかりとした歴史認識に裏打ちされたものだ。日本との関係、アメリカとの関係についても正確な理解をし、特に若者の議論参加、行動参加が特徴的。そういう環境の中でTHAADミサイル配備問題に対処しようとしている。 韓国の人たちは日本の車力、経が岬のXバンドレーダーもよく知っていて、THAADミサイルとつながっていることを理解した上で反対行動に立ち上がっている。 ▼韓国の人たちはアメリカとの軍事同盟が朝鮮島半島の平和安全にはつながらない、THAADミサイルも決していい影響はもたらさないと思っている。ミサイルの配備地域だけでなく国全体をあげての反対運動で、日本との大きな違いを感じた。ミサイル予定地の集落では1.5kmの距離に渡って全国から寄せられた反対の横断幕が張りめぐらされていた。圧巻だった。 ▼これから韓国の人たちと連帯し、北東アジアの非核平和の実現に共に力を合わせていく具体的展望できた。

■日本国内の最近の問題について

  ▼オスプレイだけどなく、アメリカ軍用機が日本の上空を好き放題飛んでいる。大阪城上空も、京都御苑も陸上の目標地とされている。こうした事態を許さない闘いが必要。 ▼日本学術会議幹事会が大学等研究機関の軍事研究について新しい「声明」を出した。従来の見解を継承しつつ、具体的な判断を学界や大学側に委ねる内容。私たちも研究費予算の実情をしっかりと把握してのぞんでいく必要がある。▼日本でもTHAADミサイルの配備、陸上型イージスの配備検討がされている。改修中のイージス艦「みょうこう」「あたご」「ふゆづき」は新しい交戦能力を備えたものになり、舞鶴のイージス艦は最前線能力を持つことになる。舞鶴にある米軍迎撃ミサイル中間レベル整備施設の「遠隔警備」をシェネガ社が担当、被用者が軍属となる計画があり、地位協定の重大な問題となる

■議論と質疑応答(抜粋)

 ▼米韓合同演習では北朝鮮の核施設破壊攻撃も行われている。(韓国とアメリカの科学戦部隊の合同)北朝鮮の核ミサイル発射の兆候を掴んだら先制的に攻撃する演習。これは日本の後方支援を不可欠とする軍事作戦。実は知られていない(報道されていない)ことだが、米韓合同演習の一部では日本も参加した日米韓の合同訓練も行われている。(ミサイル情報共有訓練、対潜訓練、爆撃機の迎撃訓練) ▼北朝鮮のミサイル発射問題について一般では、どう撃ち落とすか、撃ち落とせるのかばかりが話題、議論になっている。仮に撃ち落とせても核物質は拡散し、降りそそいでくる。そもそもミサイル発射させない、核兵器など持たせない運動こそが肝心なはずなのに。 ▼世間一般では北朝鮮脅威論が煽られ、それに対する抑止力、攻撃力強化が叫ばれる。アメリカのシリア攻撃を機会に北朝鮮問題はさらにエスカレートしていくだろう。このことにどう対処し、どうとりくんでいくか。 ▼ミサイル防衛は所詮無力、無駄なものであることの理解を広げていく必要がある。ミサイル防衛システムは軍需産業の一大ビジネスとして作り出されてきたもので、日本も含めた世界各国への売り込みこそ第一に考えられている。 ▼冷静に考えると北朝鮮が日本を攻撃しなければならない理由はない。あるとすれば在日米軍基地だ。北朝鮮の相手はあくまでアメリカ。ではなぜ北朝鮮の相手はアメリカなのか。60年以上も前の朝鮮戦争は休戦協定が締結されたままで、今も交戦国の関係が続いている。アメリカの責任も大きい。このこともしっかりと考えていくべきでは。 ▼日本と違って韓国の人たちは北朝鮮に対してとても冷静でリアルだ。今も休戦中だということはみんな知っている。朝鮮半島に和平合意が成立すれば在韓米軍は出て行くことになると考えているし、いずれは北も南も一緒になるものと思っている。日本のように北朝鮮の脅威だけを声高に叫ぶことはない。 ▼こういう時だからこそ、日本は被爆国として、核兵器廃絶の立場に立って、保有国も巻き込むぐらいのことをやっていかなければならない。日本政府はそういう立場に立て、とメッセージを出していく必要がある。いろんなことが一話完結のように語られるが、みんなつながっていることだ。その解決のためにも日本政府に核廃絶の立ち位置を求めていきたい。 ▼今、共謀罪法案のことが緊急課題だ。学習会も行っているが、人々に理解してもらうのはなかなか難しい。ネットも監視対象になる、防犯監視カメラもそこら中に増設されるなど、徹底した監視社会になることなど、分かりやすく説明し、理解してもらう工夫が必要。

■仲間増やしと財政課題

 3月末日現在の京都の会員は659人となり700人を下回った。平和新聞読者は532人。 全国的にも特に平和新聞読者を増やすことが重要課題となっている。「この新聞がないと平和活動はできない」と位置付けて読者を増やしていこう。全国大会までに15500人の読者をめざす。京都は700人の会員を回復し、早期に750人を達成しよう。 青年の活動を特別に強化し、平和委員会活動の若返りと世代の継承をはかる。そのために、京都の事務局に青年会員の配置を検討、また様々な青年学生企画の支援を強める。(平和新聞京都版4/25より)

■当面の日程 

 ●4月15日(土)、午後2時〜「核兵器禁止・廃絶をとことん学習する会」:京都社会福祉会館

 【講演】富田宏冶さん(関西学院大学教授) 、主催:「ヒバクシャ国際署名」を大きく広げる京都の会(仮称)

 ●4月16日(日)、13時30分〜「共謀罪いらない」市民集会 : 円山野外音楽堂

 ●「5.3憲法集会」、13時会場:円山野外音楽堂

 ●5月14日(日)、13時30分〜 

   「今テレビ報道に何が起こっているか?」金平茂紀講演会 : 京都アスニーホール

 ●5月20日(土)京都平和委員会第4回理事会

 ●6月10日(土)〜11日(日)、日本平和委員会第67回定期全国大会 : 岡山

 ●6月17日(土)、京都平和委員会第58回定期総会

 

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北東アジアに緊張をもたらすTHAADを朝鮮半島に配備してはならない!

  日本平和委員会の『韓国ピースツアー』がTHAAD配備反対を

         かかげてたたかう韓国慶尚北道星州郡の住民と交流し、激励と連帯を深めました!

 日本平和委員会の『韓国ピースツアー』(参加者30名)はTHAAD(高々度ミサイル防御体系)配備反対運動で盛り上がる韓国慶北星州郡ソソンリ地区を訪れ、配置反対を叫ぶ慶尚北道星州郡の住民と激励、連帯を深め、その行動が韓国のネットで注目されました。(画像は韓国のネットより)

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   <連帯を深めた現地住民とツアー団(左)と日本の基地の現状をアピールする千坂事務局長(右)>

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   <「NO THAAD」をアピールする片岡さん(左)と星州住民とツアー団(右)>

 

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安保破棄京都実行委員会主催緊急学習会

 沖縄と連帯し、戦争法廃止・基地増強反対の大運動を!

                 小泉親司さんを迎え緊急学習会(2月22日)

 京ヶ岬のXバンドレーダー基地、福知山の自衛隊演習場における米軍軍属の射撃訓練に加え、舞鶴の
弾薬庫が米海軍専用の整備所とされていた事等、京都北部地域が拡大・増殖する米軍基地の最前線になろうと している情勢の中、2月22日、安保破棄京都実行委員会が小泉親司さん(日本共産党基地対策責任者)を迎え、緊急の学習会を開催しました。はじめに主催者を代表して新婦人京都府本部会長の森下総子さんから挨拶があり、アメリカいいなりの日米共同 声明、増殖する京都の米軍基地に対する怒りのアピールがおこなわれ、続いて京教組より昨年末、沖縄で開催された「未来ひらくプロジェクト」ゆいまーるの取組みが紹介されました。さらに安保破棄京都実行委員会の小松さんより昨年末 のオスプレイ墜落後の沖縄県民の状況が報告されました。

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          <講演をおこなう小泉さん(左)と片岡理事長(右)>

 

転移・増殖する米軍基地−舞鶴のミサイル整備所とは

 学習会の最初の報告として、片岡明さん(京都平和委員会理事長)から舞鶴の自衛隊弾薬庫の中に米軍専用の整備所が 設置され、イージス艦に搭載する迎撃ミサイルの「中間レベルのメンテナンス施設」という位置づけで、レイセオン 社のスタッフが分解・組立をおこなっており、軍需産業の拠点となっている実態等が報告されました。

2017年は安倍暴走政治との正念場のたたかい

 続いて小泉親司さんから「沖縄と連帯し、戦争法廃止・基地増強反対の大運動を!」と題して講演がおこなわれました。 小泉さんはまず日報の隠ぺい等で揺れる南スーダンの情勢について、ユニセフ等の報告から子どもの深刻な被害状況が話され、 医療、教育、貧困対策の分野での援助しかないことが強調された。さらにトランプ政権について、軍事的覇権、排外主義、 貧困格差の拡大を指摘。特に新聞報道では注目されていないが「大統領令」の中に「ISの打倒の軍事計画作成」と 「米軍の再建」に関するものが含まれており、注目すべきであること、安倍首相との共同声明において、1)核兵器の使用、 2)ガイドラインの拡大、3)日米安保条約第5条が尖閣諸島に適用、について今後の日米合作の軍備増強計画、戦争法の具体化 として軍事分担の危険性が強調された。

辺野古計画と全国の基地増強反対のたたかい

 次にオスプレイ墜落事故に関わって、「墜落」であることを認めようとはせず、頑なに 「不時着水」と強弁する政府の姿勢を批判し、オスプレイが乱気流や下降気流に弱い欠陥機であること、特に今回の事故原因とも なった空中給油や低空飛行は今後、自衛隊の訓練が全国で実施される予定であり、全国の基地増強反対のたたかいの重要性が 強調された。続いて辺野古のたたかいについて、工事再開を容認した最高裁判決も埋め立てそのものの合法化は判断しておらず、 政府の強行姿勢は焦りの表れであり、翁長知事が岩礁破砕許可や埋め立て土砂等、あらゆる権限を使って新基地阻止の構えを とっていること等、新基地計画撤回にむけた展望が語られた。さらにすべての主要な米軍基地−横田、岩国、 三沢等−でかつてない米軍基地増強計画の実態が強調されました。経ヶ岬、福知山等、京都での米軍基地の大増強に関連して ミサイル防衛が多くの専門家が指摘するようにいかに現実とかけはなれた計画であるか−例えとして3年連続いて宝くじで1等を とるようなもの−が強調されました。このような計画の背後でオスプレイやイージス艦の購入にみられるように、アメリカ 軍需産業に法外な利益をもたらすものであること、さらに軍事研究の分野では無人機の技術が焦点となっており、遠隔操作、GPS機能等、 日本の科学技術が「戦争をする国づくり」に動員されようとする実態が報告されました。

 小泉さんは講演の最後に「武力によらない平和」をめざし、北東アジア平和構想等、新たな枠組みと国民的運動を提示して 講演を終えました。その後、若干の質疑応答の後、安保破棄京都実行委員会の篠原さんより沖縄の新基地建設反対の署名と宣伝行動が 提起され学習会は終了しました。学習会参加者は56名でした。

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市民と野党の共同で転換、行動する平和委員会を!       

           2016年度第3回理事会の報告(平和新聞京都版より抜粋)

  2月4日(土)午後2時から京都平和委員会2016年度第3回理事会がラボール京都開催されました。

今回の議題は、(1)情勢---主に全国理事会報告を中心に、(2)当面のたたかい、(3)仲間ふやしと財政課題でした。

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<握手をかわす安倍首相とTrump大統領>

1.情勢について...トランプ就任から福知山・舞鶴まで

  全国理事会方針を中心に情勢の特徴が以下の項目に沿って報告されました。@アメリカ・トランプ大統領就任と「大統領令」の波紋、及び安倍政権の「日米同盟第一」の危うさ A南スーダンPKOの「駆け付け警護」「宿営地共同防護」が全部隊の問題に、Bオスプレイの運用拡大、F35B、E2D岩国配備・・・ACSA拡大、軍学共同研究、防衛費問題について C「狂犬」マティス米国防長官の訪韓、来日・・THAAD配備、経費負担増について 米軍属の自衛隊福知山駐屯地での射撃訓練問題 D海上自衛隊舞鶴基地でのミサイル破壊措置命令と「みょうこう」「あたご」「ふゆづき」の「修理」、ミサイル整備所の「遠隔警備」をシェネガ社が担う情報について 、E韓国へのTHAAD配備と経ヶ岬の位置づけ役割について・・・GSOMIA、日米韓ミサイル防衛演習、統合実働演習の激化・・・「ひゅうが」が上陸演習
2.市民と野党の共同で、行動する平和委員会を
 “市民と野党の共同で、行動する平和委員会”をスローガンに以下の当面のたたかいが提案されました。

 (0)全国理事会で提起されている方針
 @自衛隊の派兵撤回・戦争法廃止を求める署名の推進(会員1人5筆以上)、  A平和子さんの南スーダン派兵違憲訴訟を支援(学習会、募金、署名など)、B「わが街を戦争の拠点にするな」の運動を各地で具体化、戦争法廃止を求める世論と運動の拡大 、C通常国会での共謀罪、ACSA(物品役務相互提供協定)改定阻止、D学術会議の軍事研究容認の動きに反対、「軍学共同反対連絡会」に参加し活動、E日本国憲法の先駆的内容を知らせる学習運動、憲法カフェの開催、F5・3憲法集会の成功 、G沖縄新基地反対全国統一署名(総がかり行動実行委員会)の推進(3月末までに1会員5筆以上を目標)、H2017年日本平和大会学習パンフレットを春に作成、学習運動の展開(岩国レポートDVDの作成も検討)・・岩国基地調査、学習運動を広げ、日本平和大会.岩国(10月28,29)に結集、 I映画「ザ・思いやり」(第2弾が4月完成予定)や、日本平和大会の中から制作されたDVD「東富士・三沢に見る米軍基地の異常」(仮題、3月完成予定)も活用 、J「ヒバクシャ国際署名」の推進・・・3・1ビキニ集会、全国署名統一行動、国連会議を節目に(会員1人5筆以 上の署名)、K韓国ピースツアー(3月22−25日)
 (1)「2016年日本平和大会・三沢」車力のオプショナルツアーの成果を活かし、京都の米軍基地撤去にむけた 取り組みの前進をはかる
 @11月「いらんちゃフェスタ2016」、1月「米軍来るな福知山集会」の成功を力に、A日本平和委員会「韓国の調査・交流ツアー」3月22日(水)〜25(土)への参加 、B「府民の会」のとりくみ・・・絵はがき制作・販売、日米地位協定検討会、対府要請など、C2月22日京都安保破 棄実行委員会緊急学習会(小泉氏)
(2)南スーダンPKO派兵撤回など戦争法廃止にかかわるとりくみを強化する
 @毎月19日の戦争法廃止行動、「自衛隊員の命と人権を守る会」の活動 、A5.3憲法集会
(3)核兵器廃絶・被爆者支援のとりくみをすすめる。
 @「ヒバクシャ国際署名」の推進、A国連核兵器禁止条約締結交渉に対応した行動、B2017年3・1ビキニデー、夏の原水爆禁止世界大会、C原発ゼロ・エネルギー政策の転換を求める運動とも結合
(4)その他の提案と確認
 @「平和のための京都の戦争展」などを青年の関心に応える内容で企画。また、青年のための独自の活動に積極的に 参加 、A京都平和委員会独自の活動を追求
3.800人の会員をめざして・・仲間ふやしと財政課題
 @会員は700人を回復し、早期に750人を達成、当面800人の会員をめざす、A事務局に青年会員を配置し事務局会議を定例化する、B常任理事会と理事会定例開催化を確立する。
                                               以上

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■松竹伸幸講演会(1月26日)が開催されました!!

       「トランプ大統領と日本会議にどう立ち向かうか」

 

トランプ政権の登場と対米従属下で戦争する国づくりをめざす「日本会議」草の根運動の策動など、 激変が予想される2017年の初頭にふさわしく、松竹伸幸さん(かもがわ出版編集長、京都平和委員会理事)をむかえ、講演会が開催されました。

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講演する松竹さん

 導入として松竹さんは、最近刊行された2つの著書(「日本会議史観の乗り越え方(かもがわ出版)」、「対米従属の謎 (平凡社新書)」)の反響として、講演依頼が増加、「サンデー毎日」での掲載等が紹介されました。 最初にオックスフォード辞典が今年の言葉として選んだ「脱真実(Post-truth)の時代に」を例に挙げ、ヨーロッパの ネオナチやトランプに見られるような「感情で政治を動かす手法」が拡がり、日本の安倍政権を支える背景にもなっているとされ、 その中には心を捉える「真実」が潜んでおり、これまでの既成観念を打ち破るような対応が求められている ことが提示されました。

 

対立構図を変えること

 次に松竹さんは「日本会議」とその歩みについて分析をおこない、「9条の会」に代表される戦後日本の護憲運動が 「専守防衛VS非武装中立」の構図から改憲派の分裂−専守防衛と海外派兵(イラク派兵)−を正確に捉え、戦争法反対のうねりに みられる幅広い運動につなげていった。その例として2003年、自民党の元代議士、箕輪登氏が自衛隊のイラク派兵の差し止め訴訟 を提起し、それが当時の防衛庁に少なからず影響を与え、戦争法反対の運動における自衛官の訴えや「自衛隊を活かす会」の活動 にもつながったことが指摘された。まさに対立構図を変え「異なる立場同士のリスペクトが力になった」経験であったことが強調された。安倍首相が70年談話において「植民地支配」「侵略」「痛切な反省」「おわび」という4つキーワードを盛り込みながら、 ウイングを左に伸ばしており、戦後補償のドイツとの比較も交えて、歴史認識の対立構図を変える必要性も提起した。

 さらに「日米安保の対立構図を変える」として、NATOと日米安保について、前者は戦勝国の同盟であり、後者は敗戦国への 押し付けであった事等、単純な比較に対し疑問を述べた上で、先に紹介した著作『対米従属の謎』の核心でもある「対米従属の原因」 について提示します。それは「アメリカの問題ある行為に日本政府が楯突かない、それが反復継続し、次第に「慣行」が形成され、時間の経過によって 「従属」状態が固定化していく」ということです。その上で決定的な問題として「核抑止力への依存」を挙げ、日本とNATOの違いを 指摘し、NATOではアメリカの決定にヨーロッパ諸国は関与できるが、日本では鳩山氏退任にみられるように、異議申し立てができない。 そして「野党連合政権の防衛政策がカギになる」として、安保と自衛隊、核抑止力の見直し等の問題で選択肢を提示していくことの重要性が 強調されました。講演後の質疑では今後の自衛隊のあり方、野党共闘、大手メディアの状況が出され、議論を深めることができました。

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■命と暮しを脅かす米軍射撃訓練を許さない!

        1月14日(土)「米軍来るな福知山市民集会」に106名の市民が参加

 

 1月14日、『米軍くるな福知山市民集会 』が府立中丹勤労者福祉会館において開催され、今冬一番の寒波をついて106人が参加し、会場は雪をも溶かす熱気に包まれました。

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<気迫の報告をおこなう水谷会長(左)と片岡事務局長>

 集会は福知山地労協の奥井議長と米軍レーダー基地を抱える京丹後の近江さんから連帯の挨拶の後、
「米軍の実弾射撃訓練中止を求める福知山の会」・「福知山平和委員会」の水谷徳夫会長から地元 福知山のたたかいの経過と課題・展望が報告され、最大の問題は訓練の実態がほとんど市民に知ら されることなく、市民の不安・懸念を無視して計画強行され、「米軍基地は癌細胞、必ず増殖し 転移する」(宇川憂う会の総括)を引用し、福知山で今の事態を許せば必ず米軍は舞鶴でも饗庭野(滋賀県) でも自衛隊基地使用を拡大していくだろうと警告しました。

 続いて京都平和委員会、「府民の会」の事務局長、片岡明さんより、経ヶ岬、舞鶴、福知山―京都北部が ミサイル防衛の最前線になろうとしており、福知山の実弾射撃訓練がこのまま続けられれば、今後自衛隊との 共同使用、共同訓練の可能性も出てくる実態が報告されました。

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<熱気あふれる会場風景と閉会挨拶をおこなう梶川京都総評議長>

 続いて福知山市議会の塩見卯太郎議員と京都府議会の西脇郁子議員からそれぞれの議会の状況が報告され ました。会場参加者からも11月29日突然開始された実弾射撃訓練の様子や、不気味な銃の発射音の録音 が再現され、これまでの自衛隊射撃訓練でも、騒音の問題、実際に流れ弾のあった事など危険な状況が 報告されました。

 集会は、行動提起と『米軍くるな福知山市民集会』アピールを採択し、最後に「京都府民の会」共同代表 の梶川さん(京都総評議長)が2つの闘い−戦争法廃止、立憲主義を取り戻す安倍政権に対する闘いと 住民のための本来の役割を果たす自治体を作り上げていく闘いがよびかけられました。

※平和新聞京都版(1月25日号)より抜粋しました。詳しくは京都版のページへ

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■2017年 今年もよろしくお願いします

       新年のご挨拶                  京都平和委員会会長  岡田 英樹

 

平和委員会会員のみなさま、明けましておめでとうございます。

昨年を振り返りますと、世界的な激動の一年であったといえます。六月にはイギリスが国民投票によってEUから離脱する道を選択しました。一一月にはアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利しました。いずれも、事前の予測を裏切るもので、衝撃を持って迎えられる事件でした。 一二月にはイタリアで政府が提案した憲法改正案が否決され、レンツィ首相が辞任を表明しています。こうした背景には、失業者・非正規雇用の増大、中産階級の没落、といった格差と貧困の拡大が、既成政党や既得権益層への反発となって噴出したと考えるべきでしょう。

同じく格差と貧困を抱える日本においても、安倍首相は、国会での数を頼みとして、子供、若者、老人といった弱者切り捨ての「アベノミクス」の道を、「アクセルを吹かして」突き進んでいます。しかし六月の参議院選挙では、「野党は共闘」といった市民の声に支えられて、一人区で一一人の野党統一候補を勝利させることができました。これは、一昨年以来継続されてきた「戦争法反対」、「憲法と立憲主義を守れ」という、幅広い新しい市民運動が勝ち取った一つの成果といえるでしょう。

平和の問題でも、安倍内閣の暴走は止まりません。沖縄辺野古新基地、東村高江のヘリパッドの建設強行、南スーダンへの新任務を担ったPKO自衛隊の派遣、オスプレイやF35戦闘機の配備と訓練地域の拡大など米軍事戦略への加担を強めようとしています。

京都では、アメリカのミサイル防衛システムを補強する経ケ岬米軍レーダーが本格稼働し、米軍・自衛隊基地が拡張されようとしています。また福知山自衛隊駐屯基地を共同利用した米軍人・軍属の射撃訓練も行われました。「憂う会」永井事務局長がいう「軍事基地は癌細胞、必ず増殖し転移する」との言葉どおり、地元住民の安全・安心は反故にされています。

しかし、一〇月の国連総会第一委員会で核兵器禁止条約の締結にむけた交渉を今年の三月から始めることが決議されました。核保有五大国は反対しましたが――被爆国日本もそれに追随して反対したことは許されることではありません――、執拗な「核抑止論」、「段階的解消論」を乗り越えて、核兵器廃絶にむけての具体的な議論が国連の場で議論されることは画期的な意味を持っています。 核兵器をなくし、軍事的対応ではなく、対話による平和互恵の国際秩序を構築する流れを確実なものとするよう奮闘しましょう。

京都平和委員会では、青年学生部会も元気な若者たちの活動によって活発に運動が展開されていますし、片岡理事長も、身辺を整理して事務局を活性化させてくれるでしょう。地域・職場のみなさんも「一点共闘」の輪を広げて草の根平和市民運動の核としての奮闘を期待します。 (平新京都版1月5日号より)

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<岡田英樹会長(左)と2016年日本平和大会in三沢に参加した京都代表のみなさん(右)>

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スケジュール

○1月26日(木) 松竹伸幸講演会「トランプ大統領と日本会議にどう立ち向かうか」

  会場 : 京都社会福祉会館 18:00 開場

○2月4日(土) 京都平和委員会理事会

  会場 : ラボール京都 14:00 開会       


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